囂kamabisuan庵

2016  2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 now
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12

8月1日

今日も子規の句

全く久しぶりなので、
久し という文字ことばが入る 16句

朧夜になりても久し猫の恋 明治25
一枚の紙衣久しき余寒哉 明治26
人の世になりても久し紀元節 明治26
千早ふる紙衣久しき命かな 明治26
蛛の圍に落ちて久しき木の葉かな 明治27
花石榴久しう咲いて忘られし 明治28
我見しより久しきひよんの茂哉 明治28
我見しより久しきひよんの木實哉 明治28
久しぶりに妹がり行けば落葉哉 明治29
鉢植に莟久しき椿哉 明治30
塗椀の家に久しき雜煮哉 明治30
兀椀の家に久しき雜煮哉 明治30
蔵澤の竹も久しや庵の秋 明治31
活けて久しき茶の花散りぬ土達磨 明治31
薄色の牡丹久しく保ちけり 明治33
幾久しき秋の契りや堅魚節 明治33

お久しぶりです。

今年春から、週末になると少年野球を見物して、試合ビデオを編集して、DVDで納品すると終わってしまう一週間を楽しく過ごしている。

夏休みになると、野球もしばらくお休みで、老人は暑さに負けず彷徨いを復活させる。

そんで、老人は、久しぶりに、北の地の濃いい緑樹の日陰の下をチャリでひた走る。

無論、30度を超えない日を本能は選択する。

で、とりあえず生きています。

皆様もくれぐれご自愛くださいませ。

囂kamabisuan庵