囂kamabisuan庵

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4月10日

今宵の月磨ぎ出せ人見出雲守 芭蕉
(こよひのつき とぎだせひとみ いずのかみ)

延宝五年。

江戸時代にナイフ「肥後の守」があったのか無かったのかは知らないが、余は勝手にあったと仮定してこの句を読んだ。

するっうと、当時名声を得るために、談林風俳諧を目指していた芭蕉桃青のこの句の意味がよくわかる。

ピカピカの「肥後の守」作る職人に月を見立て、お月様自らが「鏡」磨きの職人さんのようにピカピカ・・っうところが自慢なのではと読める。

ナイフ「肥後の守」は西南戦争帰りの兵庫県の職人たちが起こした商標だというが、江戸時代からあったものだと思いたい。

さて、

たった今、余が行った物事の種を自分の都合の良い方に持って来る理不尽さは老人がよくやる手だ。

年とると、とくにその種の理不尽さという厄介者を、己の内に無自覚にスルリと受納する。

情けない。

思い込みもそのひとつだ。

ある日突然、その辺のお爺さんやお婆さん達が、自分の年齢よりも相当若い人なんだと、気づいたりする。

余の方が全然おじいさんなのだ。

いつまでたっても自分は不変で、周りが変わっていくという、天動説ならぬ他動説で生きることが、年寄りにとって「やさしい」モノゴトのあり方なのだ。

情けない。情けない。

最近、自分は曲がっていない、曲がっているのは世間だと思い込む、森なんとかさんのような、「立ち位置」健忘症候もあった。

まてよ、これは、老人に限ったことではないな。

閑話休題。

さてさて、

雪しろのゼロワンの技半可ξ 半可ξ
(ゆきしろの ぜろわんのわざ はんかくさい)

dotとけ出して・・春

さてさてさて、


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余は、数年前からHTMLだけのHP作りを熱心にはじめた。

コンテンツはなんでもありだが、当初は古写真ものが多かった。

近頃は「成長」して、やっとこさ、JavaScriptやPerlやPHPついにはSQLも使えるようになった。

使えると言っても左手はいつもレシピを探っている状態だ。

プログラムをやったことがある人ならわかると思うが、プログラム言語の文章群は、「,」一つ打ち間違えても動かない。

このミスひとつ探し出すのに何日もかかることもある。

しかし、これを解決してくれるのも、間違いを犯した「脳みそ」だから皮肉なものだ。

プログラムで大事なことは論理矛盾を起こさないことと論理の綺麗な流れだ。

だから、突然「あれっ?」「もしかしたら!」と脳が余の頭の中で余にヒントをくれる。

そこに正解もあるが残念も多々ある。

さてさてさてさて、

プログラムを書いて遊ぶことは、結果、脳とのとてもよい関係の維持ということになっていると、老ひたる余は考える。

プログラム作りは、おらほのインナーマッスル中のインナーマッスルだづら。

あれれ? こんなこと言うなんて、ボケたかな?

さてさてさてさてさて、早い話が、↓

https://kamabisuan.skr.jp/taturu/corona_10man/corona_g.php

これ、国内のコロナ感染の様子が手に取るようにわかるよ。

囂kamabisuan庵