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| テーマ 若州屋敷の写真の謎 |
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若州屋敷の写真の謎 |
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初冬の感じだ。 慶朝さんの写真には、雪らしきものが見られ、池にも氷が張り、氷上にも雪が降りている。 一方、アングルが広い慶喜公伝の写真には枯れ木立の梢が見られる。 慶喜公伝の写真のアングルは、慶朝さんの写真より、木-3 が 木-4 を越えて見える位置まで、かなり正面に回りこんでいる。 キャメラポジションの回り込みもあるが、木の幹の影が、一枚目は太陽を正面で受けているように見え、二枚目は下手の太陽から受けた影がサイドに見られる。 梢の木の葉の付き具合から、全く別の日による撮影かと思ったが、よく観察すると相違点は少なく、夜半に降った淡雪がまだ残る午前中に、最初の1枚(慶朝さんの写真)、そして天候が回復し、日がしばらく差し、雪が消えた午後に、もう1枚(慶喜公伝の写真)が撮られたと考えられる。(時間差は推測) 慶朝さんの写真のつなぎは、とても上手くいっており、慶喜公伝の方は、木-2 がつなぎ目と重なって不明だ。 |
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